至福の時。

人それぞれ幸福を感じるバロメーターは違うと思います。他人からすれば取るに足らないようなコトでも、自分にとっては大層な出来事って場合もある。
昨晩のエアロバイクを漕いでいる時の俺がまさに…。

最近の新規入会者の増加に伴う人工密度の上昇で、ジムの環境も窮屈なものになりつつあり、マシントレーニング中心の初心者おデブとしては、使いたいマシンが埋まってたりして時間を無駄に持て余したりするコトも多くなった。
しかし、それが大してストレスにならないのは、その内訳が若いおねーちゃんに寄っているコトと無関係ではないだろうw。

昨晩も他聞に漏れず、7〜8割の稼働率で若干の満員感を感じつつのワークアウトをしておりました。一通りのメニューをこなし、2巡目のエアロバイクにさしかかったところで「ここは戦功の一番槍か後方指揮か」で思案。つまりポジショニングを「最前列」か「最後尾」かで悩んでおりました。「最前列」は視界にほかの人が入らない分没頭出来ると言うメリットと逆にほかの人の視界にはばっちり収まると言う特徴があります。「最後尾」は全体の動きが見通せると言う特徴と他の人の動きが気になって散漫になると言うデメリットがあります。
ここは没頭したいと言う思いもありましたが、使い慣れたマシンでやった方が良いと言う考えとむしろ雑念の多い環境で集中するメンタリティを養うコト大切ではとの思いも浮かび「まぁ、でも後方指揮だろ」と最後尾へ陣取って30分のワークアウトを開始。

すると15分後、視界に入るのは女子ばかり─

右も左も奧のマシンも、若干1名のおっさんを除いて女子女子女子…(しかもビジュアル的には目の保養になるレベルの人ばかり)。
アロマのように香るハマヤ(仮称)のファンデに「やばい、やられる…(甘い臭いに誘われて、または針のついたおいしい餌に誘われて捕縛される獲物の心境)」とクラクラしながらも恍惚の表情を一切顔にださず、平静を装って─それでいて、その俺にとっては非常にピンクな空間にただよいながら至福の時間を過ごさせていただきました(正味10分くらいかな)。ここしばらくこんなに「幸せだ…」と思える瞬間が無かったので、それは大層心癒されましたw。
なんと言いますか、エロ本やAVや風俗なんぞと言う直接的なやつとは違う、清く正しくたくましいエロスwww。前者に比べて罪悪感や自己嫌悪が無いミラクルなピンクワールドに遭遇したわけです(期せずして、そう、その偶然性が何より重要)。
かねてより「m-flo」の『come agein』のPV的な世界に身を置いてみたいと言う願望が、断片的ですが叶ったと言えなくもないシチュエーションに心震えました(感動で)。
それは「ハーレムってのはこう言うのをいうんだろうな」とバーチャルに体験したようでしたw。

客観的に見ればただエアロバイクを漕いでいただけなのですが、俺の内面は大変貴重なエクスペリエンスだったわけで、これだからフィットネスはやめられないとしみじみ思ったのでした。
これから先も、この感度でアンテナをはれる人間でいたいと思います。小さな幸せを何倍にも噛み締められるコトの幸せったら無いっスよw。

おし、明日もがんばるぞ!